アイルランドの食


本場アイリッシュ・シチューの実力は?

 アイルランドの名物料理は?
 といわれても、普通の人は「アリッシュ・シチュー」くらいしか思いつかないだろう。しかし、それは正解である。
 アイリッシュ・シチューは旅行中に三回食べたが、いずれも個性的で全く別な味であった。いわば、オフクロの味。日本で言えば味噌汁のようなものだろう。味噌汁と一言で言っても、家庭ごとに全く味が違っているように、アイリッシュ・シチューの味も、それぞれが個性的である。
 共通するのは、ラム肉とポテトをメインにニンジン、セロリなどが加わる。アッサリとしたものもあれば、コショウが効いたスパイシーなものもある。日本人のイメージから言えば、シチューというのは、「飲むもの」ということになる。しかしこれは「シチュー」というより、「煮込み」といったほうが、ピッタリである。つまり、具を柔らかく煮込んだもの、具が主役で、スープの方はほんのちょっとしか入っていない(右画像参照)。
 日本人感覚でいえば、もうちょっとスープが飲みたい、という欲求にかられるのだが、そこが少しさびしい。ただ、アメリカでもそうだが、スープやシチュー対具の割合が、日本とはかなり違う。具の割合が圧倒的に多い。
 さて、味の方だが、どれも文句なしでおいしい。ラム肉が口の中でとろける。とても柔らかで、それでいて適度な歯ごたえも残っていて、噛むと肉汁が口の中にジュワーッと染み出すのである。
 
今度自分で作ってみようかと、企んでいるところだ。
(2004年9月26日更新)
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 ダブリン市内のパブにて
 具沢山の意味がおわかり
いただけるだろう。

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 ブラーニー城近くのパブで
 汁がほとんどない!!

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 フォークパーク(ゴールウェイ)にて
 民俗音楽を聞きながら。