樺沢紫苑の札幌激辛カレー批評 |
寝釈迦 旭川市永山2−20−1−3 |
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JR永山駅の近くということで、旭川市内から少しはずれる。以前から評判は聞いていたが、足(車)がないと、ちょっと行きずらい。もちろん、JRでも行けなくはないが、時間がかかる。そんなこともあり、何度か旭川には来ていたが、行けないでいた。 店の前の「スウプカレエ」の看板が郷愁を誘う。 種類はタイ風、北インド風(コルマ)、ジャパニーズ等、多彩である。どれにするか迷うが、サッポロスープカレーデラックス(1000円)を注文した。 |
店員が「辛めですけど大丈夫ですか?」と尋ねてきた。そんなに辛いのかと思ったが、実際結構辛かった。激辛ファンにとっては、丁度良い辛さなのだが、辛いのが苦手な人には全部食べるのはつらい程の辛さである。 野菜、チキン具などが豊富であるが、小さな皿に、立体的に盛り付け、スープもギリギリまで入っている。このタイプの盛り付けは、見栄えはいいのだが、食べづらい。案の定、チキンが一番底にあったため、最後はチキンとスープの量のバランスが合わなくなってしまった。つまり、皿の深さが結構あるので、ある程度食べ進んでいかないと底が見えないのだ。しかし、底が見えたときには、既にスープが少なくなっているのだ。 具が多めだが、スープはやや少なめになっている。かなり辛くトロミのあるスープなので、ライスと一緒に食べた方がおいしいスープと言えるだろう。 スープにはコクがある。タマネギが相当溶け込んでいるせいだろう。そのせいもあり、トロミが結構強くなっている。メニューには「サラサラのスープカレー」と書かれていたが、実際はそんなにサラサラしていないし、これだけ粘稠度の高いスープカレーは札幌でもあまり見かけない。 これを札幌スープカレーと言うには難があるが、おいしいスープカレーであることは、間違えない。 他の客は、だいたいジャパニーズを食べていた。他の味にチャレンジするために、もう一度来ないといけないだろう。 |
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