樺沢紫苑の札幌激辛カレー批評 |
カレーハウス アンクルペパリー 旭川市1条通22丁目右1号 |
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1984年オープン、二十周年を迎えた旭川の老舗カレー店である。「インド」「米米亭」など旭川には老舗店が何軒かあるが、その中の一軒。 |
ここの評判メニューは、「フレンチ・ドライカレー」。石鍋に入った超アツアツで運ばれて来る。生卵が入って、まさにビビンバ状態である。よくかき混ぜていただこう。ドライカレーといっても普通のライスをカレー粉で炒めたドライカレーとは全く異なる。ルーカレーが雑炊のようにライスにしみている。味はライスらカレーが絡んでいて濃厚な感じ。具はエビだけなのがちょっと寂しい。ライスは相当のボリューム(大盛り分あり)で、満腹間違いなし。。 定番のルーカレーでは、「ビーフカレー」が人気。まず、スパイスの風味が強烈だ。カレーが運ばれて来る前から、厨房からスパイスが香る。ビーフカレーには、小麦粉が入らない。サラリとしてフランチのソースみたいな食感。牛脂の炒めた香ばしさと油のコッテリ感があり、ライスとも合う。フルーツによる微妙な酸味で、コッテリ感を和らげ、後味も良い。 |
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「ビーフカレー」以外のカレーには牛脂が入らないので、もう少しアッサリとしているだろう。 旭医大などの若者が主な客層のせいか、ややコッテリとした感じ。ボリュームも十分で、若者向きのカレーといえるだろう。 スカッシュ場が併設されている。スポーツの後、疲れたとき食べると、このカレーはよりおいしく食べられそう。 店名の「アンクル・ペパリー」だが、「PEPPERY」には「コショウのきいた」という意味以外に、「短気な、怒りっぽい」という意味がある。すなわち、「短気なおじさん」、店長の渡會氏は若いときはかなり短気だったとか・・・。 |
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