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激辛カレー批評 |
ブルース食堂 Chain Gang (チェイン・ギャング) 札幌市中央区南4条西5丁目 タカダビル6F 011-242-6303 |
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南4西5のサンクスの隣のビル。サンクスを出てすぐ気になる看板を発見した。 「スープカレー」の看板である。こんなところに、また「スープカレー」の店ができたのか。その時は、食事後だったので、後日訪問。 エレベーターを6階で降りて、一番奥。ごちゃごちゃと物が置いてあるところが、『チェイン・ギャング』である。 |
ブルース食堂というだけあって、店内にはぶるーす・ 最近オープンしたのかとたずねたところ、何年も前からスープカレーを出しているという。ただ、看板は最近作ったという。 この近辺で飲むことが多いが、こんな身近に何年も前からスープカレーを出す店があったとは知らなかった。まさに、灯台下暗しである。カレーは6種類もある。ベジタブルカレーにする。 ガス台が、カウンターの目の前にある。野菜を炒めるジュージューいう音が、食欲を高める。 カレーの登場。想像していたよりも、大き目の皿。ボリューム感はたっぷり。キザミ野菜が大量に入っている。 味は、「チリトマトスープカレー」という名前から予想される味とは、全く違った。おいしいスープに、ほのかにトマトの酸味がする程度。トマトはあくまでも脇役に徹していて、スープの味わいを損ねない。スープはアッサリ系だが、しっかりした味わいである。タダ失敗したのは、アッサリ系スープなだけに、具はチキンや角煮などのコッテリ系を選ぶべきだった。そうしたら、もっとおいしく食べられたかもしれない。案の定、後から来た何人かの常連客は、みな「チキンカレー」を食べていた。 |
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野菜がたくさん入っていて、ヘルーシーという感じ。 900円と普通のスープカレーと同程度の値段だが、味、ボリューム感ともに満足のいくもので、妥当な値段であろう。チャージなしなので、カレーだけを食べてお酒を飲まないという人にもやさしい。 この店の最大のメリットは、朝8時までやっているとことと、年中無休ということ。スープは冷凍でストックしているとのことであるから、スープ切れということも滅多にないようだ。すなわち、夜中にスープカレーを食べたくなったときに必ず食べれてしまうありがたい店なのである。 また、カレー以外のフードメニューも充実しているので、「俺は、カレーは嫌だよ」という人が、メンバーに混じっていても大丈夫。 なお、ビルの前の看板は、遅い時間にならないと出ていない場合がある。看板が出ていなくても、休みということはないようだ。毎日20時から営業しているようだ。 初めて行くと入りづらい雰囲気もあるが。店長も店員の女の子も気さくで話しやすいので、心配ない。 それにしても、マスコミにもほとんど紹介されていない穴場的な店が、意外ら町中にあってビックリした。カレー屋めぐりは実に奥が深い。 (2002年3月) |
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