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激辛カレー批評 |
インディアカレー オノ 札幌駅南口地下街アピア |
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久々のスタンド・カレーの登場である。 JRまでの待ち時間が40分ほどあったので、カレーを一皿いただくことにした。『コロンボ』に行こうかと思ったが、そこまで行くとちょっと時間がきつくなるので、アピア(札幌駅南口地下街)で済ますことにした。アピアにはこの「インディアカレー オノ」と「ワンダーハウス 東亜」の二件のカレー屋がある。どちらに入ろうか迷ったあげく、店の雰囲気からこちらの「オノ」をチョイス。その理由は、ショー・ウィンドゥに飾られていたオムライス・カレーがおいしそうだったからである。そして、オムライス・カレーはこの店のおすすめメニューであるようだ。当然、メニューはオムライス・カレーを頼む。 スタンド・カレーの重要なポイントは、早さにある。特に、JRそばのこのあたりの店では、特に早さは重要な要素である。オムライス・カレーというやや厄介なメニューのせいか、注文からカレーが出てくるまで7分かかった。早いのか、遅いのか。5分以内に出てくれば及第点を与えるのが普通。まあ、しかし、オムライスを作るのには手間がかかるので、7分で合格としよう。他のメニューであれば、もう少し早く出てきたであろうから。 まず、運ばれてきて驚く。でかい。皿がでかい。上の写真からはわかりずらいが、皿の大きさが直径30センチほどもある。ボリュームは合格である。半熟のたまごかたまらない。その上に、とろりとしたなめらかルーがかけられている。たまごの柔らか食感が口にとろける。たまらない。きめこまかいルーのなめらかさと非常に良くマッチしている。具は、大ぶりのエビが二個、オムライスの頂上にトッピングされているだけである。 非常においしい。しかし、それは主にオムライスのうまさによる。ルーの方もおいしいが、なめらかで口当たりが良い以外に、味的な特徴に乏しい。まろやかで、老若男女に好き嫌いなく食べれるカレーであろうが、何か突出したものがなく、物足りない。 案の定、後半になるとやや味に飽きがきてしまった。具がエビだけというのも、味が単調になってしまった理由であろう。ラッキョと福神漬はとりほうだいなので、口直しを試みるが、それでも後半になると何か物足りない。サラダぐらい欲しいところだ。 それにしても、店名の「インディアカレー」というのは、何であろうか。この典型的なルーカレーは、どこから見てもインドカレーとは言えない。全く謎である。 値段の780円が、高いか安いか。この辺の駅前の店だと、600円以下でそこそこのものを食べるというのはキツイだろう。でも、780円っていうのは、カレーの値段としては安くはない。せめてコーヒーとサラダが着いていると納得できるが、カレー単体で700円超えになるともっともっとおいしいものを要求したくなる。 結果としてスタンドカレーとして、まあまあおいしいカレーではあるが、評価は★★になってしまった。 |
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