「ロッキーズ」のココットカレーがおいしいという噂があったので来てみた。
土鍋に入ったカレーが運ばれてきた。想像以上に、土鍋がでかい。鍋の底に3センチほどカレーが入っている程度だが、決してその量は少なくない程度に、鍋がでかい。最初は食べづらいのではと危惧するが、専用のサジがついているので、そうでもない。
スープカレーとはいうが、かなりトロミがある。ルーカレーのように、ライスの上にかけて食べる。実際ライスにかけるが、結構ライスの上にカレーがのこる。
タマネギがタップリと入り、種々の野菜が原型を留めなまなめまでじっくと煮込まれている。時間をかけて作っているな、という感じ。 |
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スリランカ直輸入のスパイスを使っているというだけあって、スパイスの風味は豊かである。
メニューには「激辛」と書かれている。辛さの選択はなく、「激辛」のみ。実際結構辛かった。「激辛」の名に恥じない。普通のレストランのカレーで、これだけの辛さ、一種類で出しているところは珍しい。その心意気は買いたい。また、じっくりと煮込まれたカレーの旨みは、辛さに負けていないし、辛さは後を引かずに心地よい。
写真のライス、サラダに加えてラッシーがつく。
最後まで食べて、なぜこの土鍋がこれほどまでにでかいのかが良くわかった。でかいことによって、保温効果が高いということ。最後までカレーを温かくいただけた。
レストランのカレーとしては、非常に上出来である。
問題は価格。手間と時間をかけているのはわかるが、1200円となるとまた来るかどうか微妙なところ。
スープカレー好きよりも、ルーカレー、インドカレー好きの人にお勧めする。
(2003年8月27日) |