激辛カレー批評
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スリランカカリー
そこぢから

札幌市南11条西6丁目
エスケイビル一F


011-552-4900


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シンハリ・カリー ハンバーグ野菜  30番 1200円
 市電「中島公園通り」の停留所のすぐ前にある。駐車スペースはないので、電車で行くのが便利である。
 スープカリーとルーカレーの二タイプがある。スープカリーであるシンハリ・カリー、種類は「ハンバーグ野菜」、辛さは30倍(very hot)を選ぶ。メニューはチャートのようになっていて選びやすい。
 辛さはcrazy hotの40倍まであり、以後10倍ごとに100円アップで、好きな辛さに調整してくれるようだ。
 すぐにカレーが運ばれてきたが、「お好みでどうぞ」と言ってレモン汁を置いていった。カレーにレモン汁とは珍しい。
 スープを一口食べる。「すっぱい。」しかし、酸味に続いて、スープのコクと辛さが伝わってくる。辛さは、最初はそうでもないが、徐々に後半になると効いてくる。
 「そこぢから」のカレーは、「サボイ」に代表される酸味スープカレーの範疇に含まれる。しかし、「サボイ」よりも味に深みがあって辛さも強いので、「サボイ」に少しパンチを加えたような味を連想すると良いだろう。
 お好みのレモンと言われても、これ以上酸っぱくしておいしくなるのか、と思った。
 メニューに、カレーの食べ方が書かれている。すなわち、ライスをスープに入れて食べる食べ方が推奨されている。確かに、スープに濃厚さとパンチがあるため、ライスと一緒に食べる食べ方は一理ある。しかしながら、塩辛さはあまりないので、スープだけでも十分いける。つまり、ライスとスープを交互に食べる食べ方でも、十分楽しめる。
 チリペッパーを自分で加えて、さらに辛さを調整できるようになっているが、最初から自分に丁度よい辛さで調合してもらった方が良いだろう。
 スープを半分以上食べると、額から玉のような汗が流れてきた。辛味というか、口の中の辛さ的にはそんなに凄い辛さではないのだが、発汗作用、全身を温める作用はかなりある。
 常連客と思われる人が、タオル持参で着ていたが、その理由が良く分かった。
 具は、ジャガイモ、ニンジン、ナス、ピーマン、シメジとオーソドックスだが、炒められたホウレン草がおいしかった。それ以外の具は、普通である。ハンバーグは満足のいく大きさであるが、肉のうまみが抜けているような雰囲気で、いまいちである。
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 スープはかなりのボリュームがある。ライスも普通の盛りがあるので、量的には丁度満腹になる量である。
 うまみ系カレーと激辛系カレーの中道をいくカレーである。やや値段が高めだが、それに見合う味である。
 ルーカレーも一度試す価値がありそうだ。  (2001年3月24日)
評価  ★★★1/2
営業時間 11:30−21:00
定休日  水
駐車場  なし
席数  
ランチタイム  
種類  スープカレー
その他  
メニュー、値段
 チキン野菜 1200円
 ハンバーグ野菜 1200円
 チキンレッグ 950円
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