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激辛カレー批評 |
ZACAPA (サカパ) 札幌市中央区南1条西19丁目 |
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2001年オープンだが、スープカレーを始めたのは2003年2月から。スープカレー専門ではなく、ダイニング・バーである。メニューはエスニックから和食まで40種ほどもあり、かなり多い。スープカレーはあくまでも、その中の一つということ。ただし、ランチタイムは、スープカレーをメインとして営業している。 店内には、映画のDVDが流れ、雰囲気も良い。二階がロフト風になっているのがおもしろい。 ディナータイムのカレーは1種類のみだった。「サカパ風スープカレー」を注文。 表面に油膜が浮き、スープには十分な甘みが出ている。雰囲気的に「アジャンタ」に近い。スパイスは全く異なるが、表面の油が食べると意外に気にかからないところ、スープのまろやかなうまみと甘さなど、通じる部分は多い。あるいは、「カフェ・ジンク」のスープカレーにも似ているかも。意外とアッサリと食べられ、クセも強くない。スープカレーの食べたことのない人も、食べやすいだろう。 辛さ設定はなし。辛さは、私には全く辛くないが、普通の人が食べるとピリ辛く丁度良いだろう。 チキンは柔らかく、肉離れが良い。ライスと一緒に食べるとやりおいしい。その他の具は、ジャガイモ、ニンジン、枝豆、タマゴとシンプル。スープの量は、バーのカレーということで小盛。ライスの上に載ったフライド・ガーリックが香ばしい。 スープカレーだけを目的に行くのではなく、何品か頼んだ一品としてこれを食べるとすれば、悪くない一品である。午前2時まで営業というのも、一部の人にはうれしいかも。スープカレーが深夜に食べれる店という点で。 ラム酒だけで数十種類そろえらている。やはりバーとして楽しみ、しめのスープカレーを食べるというのが、この店の楽しみ方だろう。 (2003年10月1日) |
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