樺沢紫苑の札幌激辛カレー批評 |
レトルト S&B食品 ムルギーカリー チキン辛口
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サンクスで「ムルギカレー」なるものを見つけた。 「香りたつ30種類のスパイスにこだわった本格インドカレー」と、 いい感じのキャッチフレーズとチキンがとろける様な写真に釣られてすぐに買ってしまう。 さて、早速試食。 まず、ピリッとした辛味が口内を包む。そして、ルーとライスを飲み込んだ後の、スパイシーな後味が心地よい。スースーとしよゆな爽やかさと、スパイスの心地よい辛さの余韻と、甘さが渾然一体となる。この後味は、カレーを全て食べた後に際立つ。カレーを食べ終わっても、五分くらいはこのスパイスの心地よい余韻が残る。レトルトのカレーでこれだけ複雑な味わいを出しているのは、珍しい。やはり、S&B食品のレトルトは、他社製品と比べてちょっとグレードが高いか。 具のチキンの量が結構多かった。柔らかいチキンをスプーンで小さく分けると、二、三口に一回はチキンが口に入るくらいの量になった。スプーンで二分できるほどに柔らかく、適度に油がのっているところが良い。他の具は入っていないものの、このチキンはなかなかのものだ。 お好みで加える「ガラムマサラ」が別袋でついていたが、それに気がついたのは食べ終わってからだった(笑)。 なかなかおいしいカレーである。 もう一回食べたいと思った。 (2002年10月17日) |
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