樺沢紫苑の札幌激辛カレー批評 |
クリシュナ 本店 北見市三輪36−1 |
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私が訪れたのは、釧路昭和店だが、釧路昭和店と美幌店は2003年7月に閉店となり、8月8日に北見市内に本店としてグランドオープンとなる。 ナンがおいしいという評判だったが、確かにおいしかった。道内にナンのおいしいインド料理店は少ない。私は「タンドール」「ヒマラヤ倶楽部」のナンが好きだったが、いずれも閉店してしまった。他には、「豊平橋温泉」くらいか・・・。 そうした状況の中、この「クリシュナ」のナンは特筆すべきおいしさがある。ナンの中が空洞になっていて具が入っている。野菜とチーズ入りのマサラ・クルチャ、ひき肉入りのキーマナンを食べた。 ナンはフワットして、それでいてモッチリ。パンの風味も十分。そして、具と一緒に食べて、おいしさ倍増。マサラ・クルチャのチーズがGOOD。半分に切ってサーブされたが、このボリュームで400円は安いと思った。この味は癖になる。 カレーはスタンダードなものから、ダチョウ肉の入った「幻の白いカレー」まで30種以上。どれを選ぶか迷ってしまう。 「幻の白いカレー」すなわち「ホワイト・オーストリッチカレー」を食べてみる。インド国旗を模した盛り付けがおもしろい。本当はカレーの色がホワイトなのだが、辛さをかなり辛くしたために赤くなってしまった。ダチョウ肉のくせを抜くためか、クリーミーな味になっている。ホワイトシチューのカレー版というか。樺沢には、上品すぎる味。 「チキンマカンワラ」は、骨抜きチキン、バターとトマトのカレー。かなり甘いカレーだ。辛くして注文したものの、スパシーさがもの足りなかた。ちょっと選択をミスッたか・・・。 メニュー数が多いのはいいのだが、もうちょっと味が分かるような説明の記述が欲しい。 ランチには1000円以下のセットメニューもあるが、いろいと注文して楽しもうとすると2000円は超えてしまう。他のインド料理店同様、お値段は少し高めである。 以前は、「マイカル小樽」にも出店していたのだが、札幌にも出店しないかな・・・。このナンは、また食べたい。 (2003年7月6日) |
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