樺沢紫苑の札幌激辛カレー批評 |
辻谷商店
川上郡弟子屈町湯の島3-5-12 |
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弟子屈のヨーロッパ民芸館の隣にある、カレー屋兼エスニック雑貨ショップが「辻谷商店」である。木に隠れた一階の平屋はちょっと見つけづらいが、まずは「道の駅」の駐車場に駐車しよう。 メニューは「チキン」「やさい」「南インド風」の三種類。定番は「チキン」。トマトの酸味が利いたスープはのど越しが良い。若干トロミがあるが、魚のダシとフルーツの甘さが溶けている。辛さ設定はないが、適度な辛さがあり、結構汗が流れる。酸味がアクセントになっているが、この辺が好き嫌いをわけるかも。 「南インド風」は基本スープに、ココナッツの甘さと赤唐辛子の辛さが加わり、甘辛くて楽しい。ライスは大盛りの量があり、満腹になる。本格的なスープカレーが、こんな観光地で食べられるのは意外である。レベル的に、札幌のスープカレー店に引けをとらないが、店長は札幌のレストランで働いていたそうで、それも納得。その店には「スカンク2000」の店長もいたというから、おもしろい。 店内は広く、ショップも雑貨、食品、古着、CD、楽器と多岐にわたり、見ていて楽しい。というか、カレーを食べるスペースの方が狭いのだ。 店長はジャンベ(太鼓)のプレーヤーで、ここでライブも行われるという。店内には、当然のごとくジャンベのリズムが流れ、エスニックなムードを盛り上げる。 |
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カレーを食べてちょっとお買い物。道東観光の途中に是非寄りたい店である。 (2003年7月7日) |
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