樺沢紫苑の札幌激辛カレー批評 |
カリー クローブ 函館市松風町4-5
クリスタルハウス2F 0138−22−7285 |
![]() シーフードカレー 1200円 |
2003年7月オープン。「ぐるぐる本舗」「ムッシャ」「吉田商店」と、函館にもスープカレー店が続々増えている。 場所は、松風町の「東横イン」のグリーンベルトを挟んだ向かい。カレーののぼりが目印だ。店内は、スナックを改装したというが、ゆったりとした作り。広めのカウンターが良いし、お店の人にも話しかけやすい。 スープカレーは3種類とシンプル。「シーフードカレー」を注文。 辛さは20倍までが無料。30倍を注文。 スープは甘みがあり、飲みやすい。非常にやさしい味。スパイスは弱め。老若男女誰でも食べてほしいというコンセプト通りに、辛さを強くしなければ誰でも食べられるだろう。逆に言えば、カレー好き、辛いもの好きには、物足りないかも。 でも辛くないしスパイスがあまり強くないわりには、後半になると汗がビッショリと出る。「ガラムマサラが決めて」と言っていたが、味的にはスパイシーではないものの、スパイスはかなり入っているようだ。 スープの味は「サヴォイ」に似ている。しかしながら、酸味やスパイスの強さも「サヴォイ」より弱め。「サヴォイ」も食べやすいが、それ以上にクセの食べやすい味になっている。 30倍という辛さは、それほど辛くない。あまり辛くしないでうまみを味わった方がよさそう。最初の人は、無料で一番辛い辛さ20番まででいいだろう。 ホタテ、エビ、シタビラメなどのシーフドが入っている。シーフードのダシがスープに出ている。「アッサリスープにはコッテリとした具があう」という法則通りに、個人的には、このアッサリースープには、肉の具、チキンの方が合うと思った。 札幌で5軒のカレー屋に勤めたことがあるという伊藤一生氏が、このスープカレーのレシピを伝授したとのこと。 食べやすいアッサリ系のスープ。スープカレーを食べたことのない函館で、スープカレーが広まっていくために、こうした取っ付き安い味もいいだろう。 |
|
|
[ホーム] |