樺沢紫苑の札幌激辛カレー批評 |
江別 インド風 SOUP★CURRY ジュマ〜ル 江別市錦町7番地の5 ファミール錦 1F (2番通と新栄通の交差点。2番通を江別方向に向かい左側にある ) 011−383−7274
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江別の『ジュマール』のことは、オープン時から知っていたが、特に江別に用がないのでいけないで。この度、特に用もなかったが、この調子だといつまでもいけないので、一念発起して行ってみる。 高速を利用したら、すごく早く着いた。「江別西」を降りて10分くらいで着く。 結局、職場を出ていつも家に着く時間よりも早く、お店に着いてた。江別は遠そうで、意外と遠くない。 注文に迷う。具によって「チキン」(880円)、「水餃子」(800円)、「フランク」、「ベーコン」(950円)と、6月から加わった新メニュー「富良野ラベンダーポークとアスパラ」(1080円)がある。そして、それぞれ約100円プラスで「ホウレン草エッグ」が追加できる。「ホウレン草エッグ」が評判なので、一番値段の高い「フランクホウレン草エッグ」(1100円)を注文。 辛さは1―5番までが無料、それ以上は追加料金で、「無限」まで作ってくれる。 3番が中辛、5番が辛口となっていた。3番をセレクト。 サラサラのスープカレだ。味はトマトの酸味が効いたスープカレー。とはいっても、そんなに酸味は強くなく、スープの甘みの方が強い。雰囲気的には、『木多郎』が近いかもしれない。『木多郎』よりももっとサラサラスープではあるが、「うまみ+軽度酸味」でライスとの相性が良いという特徴においても、『木多郎』的だ。完成度としては、『木多郎』の90%くらいか・・・。これは、樺沢的には、かなりの賛辞である。 スープの量がちょっと少ないか。実際食べていて、スープがなくなったのに、ライスと具が四分の一ほど残った。スープ大盛は必須である。また、ライスも少なめなので、空腹の成人男性は両方大盛にしないと満足しないだろう。 「ホウレン草エッグ」、すなわちホウレン草の卵とじは、かなり良い、ライスとの相性もグッド。アイデア的にもおもしろい。 ニンジンが甘い。あとは、オクラ、レンコンなどが入っている。 極太のフランクは食べ応えがありOK。 3番という辛さは、「ピリ辛」程度であったが、意外と汗が出た。旨みを大切にするカレーなので、あまり辛くしないほうが良いように感じた。 さて、店が家の近くにあれば、ときどき食べたいカレーであるが、往復1時間をかけて江別にまで行って食べなさい、と読者に勧められるかというと微妙。『木多郎』系、あるいは『心』『らっきょ』などのトマトの入ったスープカレーの好きな人は満足するかもしれない。 「味」だけに限局するとかなりレベルが高い。ボリュームが少ないのがちょっと気になった。味のコンセプト、方向性にも共感しうる。あとは、もう少し完成度が高まれば、人気店に化けるかもしれない。 なお、「ジュマール」ではなく「ジュマ〜ル」が正しい店名とのこと。 (2003年月6月4日) |
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