樺沢紫苑の札幌激辛カレー批評 |
小樽 ネパール茶屋 小樽市稲穂2丁目16-5 (静屋通り、産業会館裏手) 0134-24-8466
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産業会館の裏手。モスバーガーの裏側にあたる。「ネパール茶屋」は、裏通りにひっそりとある。小樽、運河通には土産屋、観光客目当ての店が軒を連らねるが、ちょっと外れた裏小路には味わいのある店が多い。この店に到達するまでに、ふらりと入りたくなる店を何軒か見つけた。「ネパール茶屋」も、そんな味わいのある店の一軒といえよう。 カウンターとテーブル3つと、やや手狭な感じはするが、「茶屋」というのにふさわしい雰囲気。 「チキンカレー」「ポークカレー」「チキンスープカレー」などが、人気メニューだという。 「チキンカレー」(790円)を注文する。辛さは、Mild、Hot、Very Hotの三種類があり、「Very Hot」を注文。 非常にアッサリとして食べやすい。スープ状だが、水っぽくなく、それでいてコッテリともしていない。適度に喉越しがよく、サラリとした飲み口。スープ表面に油はほとんど浮いていない。具はチキンとニンジンだけで少し寂しいが、チキンは結構たくさん入っている。 一口目の感想としては、食べやすさの中にもエスニックテイストが十分残っているというもの、すなわち想像以上に本格的な印象を受けた。しかしながら、その食べやすさのせいか、「日本人向けにアレンジしている」と誤解されるそうだが、もともとネパールのカレー自体がサッパリとしているとのことで、ネパールの味をかなりそのまま再現しているという。 |
辛さ「Very Hot」は適当であった。辛すぎず、ピリ辛く適度にスパイシー。 黄色が鮮やかなサフランライスは、スープに良く合う。 ランチにサラットとかけこむには、丁度良い量。ただ夕食には、カレーだけでは少し寂しい。一品メニューも充実しているので、ビールでも飲みながら、何品か頼みたい。日替わりランチは650円と安価でお得。 近くにあれば、時々行きたい店だ。 (2003年7月) |
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