樺沢紫苑の札幌激辛カレー批評 |
天竺
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大阪、札幌のカレー店で修行した中山氏が、2000年にオープンした店。 天竺、極楽、涅槃と各種カレーがあるが、いずれも辛さによる違いで、極楽は五倍、涅槃は十倍の辛さ。具の多いマハラジャ、辛さの一番辛い涅槃カリー(1000円)を注文する。 トマトの酸味がさわやかで、アッサリとして後味の良いスープカレー。系統としては札幌の「花車」という感じ。チキンは柔らか。舞茸、ニンジン、トマト等が入っている。 「涅槃」の辛さは、まあまあ。樺沢的には適当な辛さである。スパイスのパンチが弱めだが、スープカレーの普及していない帯広では、これ以上スパイシーにすると受け入れられないのかもしれない。 店名の「天竺」だが、札幌に同名店があるのは、店名を決めた後に知ったという。同名のよしみで、札幌「天竺」に食べったり、札幌「天竺」の店長が帯広まで食べに来ることもあるという。 札幌スープカレーの一つのパターン。帯広では、この手のスープカレーを出す店はまだ少ない。スープカレーの味を、どんどん広めていって欲しい。 (2003年7月5日) |
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