樺沢紫苑の札幌激辛カレー批評 |
JACK IN THE BOX ジャック・イン・ザ・ボックス 札幌市東区北16条東1丁目 |
写真使用不可 |
今までほとんど紹介されたことがないのでおかしいとは思ったが、取材は拒否とのこと。理由は一人でやっているので、混むと他のお客さんに迷惑がかかるから。写真の使用許可はでなかったが、お願いして文章のみでの掲載の許可を得た。 場所は、東警察署のほとんど隣り。駐車場がないので、車では非常に行きづらい。 店内は、4人テーブル2席とカウンター数席と狭い。昔の喫茶店という感じで、数十年前で時間がストップしてしまったかのような奇妙な空間。懐かしいような、不思議な雰囲気を持つ店だ。 注文は、具の入らないプレーン(600円)に、チキン、ナス、ジメジ、タマゴなどの具を増やしいくと値段がアップしていくシステム。「なすしめじ」(800円)を頼む。 いわゆる、スリランカ風スープカレーである。スープは「スリ狂」に似るが、甘みがありまろやかなスープ。辛さ設定はなく、スパイスは強くないが、優しい味のスープカレーである。うまみも十分溶け込んでいる。 一方、香りのスパイスは豊かで、調理中から食欲をそそる香りが、店内に充満する。 表面に油はうくものの、油っぽさは気にならず適当。 物足りない場合は、テーブルの壺に入ったチリペッパーで調整する。メニューに「入れすぎに注意」と書かれているように、大匙1杯でもかなり辛くなった。あまり入れすぎると、まろやかなうまみを損なう。 しめじが思ったよりたくさん入っていた。ナスは輪切りだが、柔らかい。具ではジャガイモが一番おいしかった。あまくて、丁度良い歯ごたえのかたさである。あとは、ニンジンとピーマン。 突出したスパイス使いはなく、誰でも食べられる優しいカレー。好きな人は、結構はまるのではないだろうか。 (2003年10月7日) |
|
[ホームに戻る] |