樺沢紫苑の札幌激辛カレー批評 |
アジアン料理 南国屋 札幌市東区北21条東1丁目3 |
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追加情報 前回は「タイカレー」を食べたが、「南国屋」の常連Takeshiさんの情報では、「南国屋」でおいしいメニューは、「キーマカレー」「麻婆豆腐」「生春巻」であるという。実際、「キーマカレー」と「麻婆豆腐」を食べてみた。 「キーマカレー」はひき肉の旨み、適度な辛さと油っぽさ゛あり、ライスとの相性が非常によいカレーである。 「麻婆豆腐」は、ピリ辛でトロリとした食感が心地よい。やはり、ライスとの相性がよい一品。これらのメニューは、夜の空腹時にはたまらないだろう。 |
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カレー屋で夜遅くまでの営業時間になっている店でも、実際はだいたい22時くらいにはスープがなくなって営業終了している場合が多い。この日は、22時前であったが、『ピカンティ』と『Lavi Lavi』と二軒回ったが、いずれもスープ切れで営業終了していた。どうしてもカレーを食べたかったのので手元の資料で、遅くまでやっている店を検索して、『南国屋』が引っかかった。アルコールも出す店なので、途中で閉まっていることもなさそうである。 東1条通に面しており、場所的にはわかりやすい。店内は、3テーブルしかなく、かなり狭い印象。メニューは、キーマカレー。タイカレーとしてレッドカレー、イエローカレー、グリーンカレーの計四種があった。アジア料理全般を扱う居酒屋という感じて、ナシゴレン、ビーフン、サモサなど代表的なアジア料理が各種揃えられていた。そららの値段はいずれも400−500円と良心的だ。 |
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カレーの辛さは、レッドカレーが甘口、イエローカレーが中辛、グリーンカレーが辛口とメニューに書かれていたが、辛さはお好みで調整してくれるそうである。 カレーは全て500円でずいぶん安いなあと思ったら、ライス(150円)が別料金であった。レッドカレーを注文する。 |
深めの皿に入ったカレーと丼に入ったライス、そして麦茶が運ばれた。非常に具が多いカレーだ。袋茸、チキン、タケノコその他多数の具が入っており、タイカレーの代表的な具が全て入っていた。スープ皿の半分は具で埋められている。居酒屋メニューの一品ということで、もう少しイージーなものが出て来ると予想していたが、札幌市内の某有名多国籍料理屋のタイカレーよりはおいしかった。 ただし甘口と書かれていた通り、口当たりはマイルドだったので、もう少し辛いの注文しておけばよかった。 |
マイルドでおいしいカレーだが、味にパンチがなくちょっと寂しい感じもするが、カレーファンではない一般客を相手にすると考えればこんなものか・・・。 ライスは丼に入ってきたが、カレーをドンブリメシで食べるというのは非常に食べづらい。スープが全部底に沈んでしまうので・・・。ライスをスープに浸して食べるしかない。これは、普通の皿に盛って欲しかった。 機会があれば、他のメニューも試してみたい。 午前0時まで営業、さらに無休ということで、「夜中にどうしてもカレーが食べたい」時などに利用価値は高いと思われる。 (2002年10月) |
【読者情報】 いつも人が入ってないのですが,とても人の良いおじさんが一人できりもりしている小さなお店です。 タイ風カレーを置いてるのですが,袋茸など変わった食材が入ってて,なかなかな感じです。私は,窓から見えるおじさんの寂しそうな姿にやられて,たまに利用しています。デザートが美味しくて,アボガドと豆乳シェ−クとカレーの組み合わせは最高です。値段も良心的で↑上の組み合わせで1000円ほどです。 (情報提供者:ayakoさん) |
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