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激辛カレー批評 |
中国料理 孔子餐店 札幌市中央区北14条西4丁目 |
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「札幌のスープカリー決定版」に紹介されていたので、行ってみた。中華料理店でカレーというのは珍しい。 場所は、北大病院の真ん前である。大きな看板が目立つので、見逃すことはない。 「スープカリー決定版」にはタイカレーとして、「レッドカレー」と「グリーンカレー」の二種類があると書かれていたが、この日は単なる「タイカレー」が一種類あっただけである。それを注文する。 運ばれてきたカレーを見ると、レッドカレーのようである。カレーのスープの量がかなりあるうえにも、玉子焼き、サラダ、スープ、杏仁豆腐とのセットになっており、かなりのボリュームである。 |
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味は、ちょっとしょっぱめ。ナンプラーが大量に入っている。さらに油もかなり浮いている。北大生相手ということもあって、味付けはかなり濃い目である。ライスと一緒に食べているときはよいが、スープだけではしょっぱさが際立ち、かなりきつい。それと、ナンプラーが嫌いな人は、受付けられないかもしれない。ただ、ココナッツミルクの味は抑制されていてほどよい。 辛さは、ちょっと辛い程度。 具としては、大きなチキンレッグが丸々1本。そして、タケノコもたくさん入っていて、納得がいく。 スープ自体の味は悪くないと思うのだが、塩加減とナンプラーが、スープの味わいを邪魔している。それと、スープカレーに中華の卵スープという組み合わせは、いかがなものか・・・。私には、かなりミスマッチに感じた。 しかし、750円という値段は安い。「スープカリー決定版」には850円と載っているので、値下げしたということだろうか。学生の食べる大盛り定食という観点では合格だが、カレー好きをうならせる本格カレーにはなっていない。 (2003年3月31日) |
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