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激辛カレー批評 |
サミダ 中央区北7条西2丁目 |
札幌駅北口から出て東側の横断歩道を渡ると、1階に北洋銀行が入っているビルがある。そのビルの地下一階にあるのが、サミダである。ロケーションとしては非常に良いわけだが、店内は静けさに包まれていて、落ち着ける空間が出来上がっている。 『サミダ』はかなり昔からあるように記憶している。カレー店というか、カレーをメインにした喫茶店といういでたちである。 ここのメインのカレーは、キーマカレーである。キーマカレーは何度か食べたことがあったが、ビーフカレーは食べたことがなかったので、今日はキーマカレーとビーフカレーの両方が楽しめる、スペシャルカレーを選んでみた。キーマカレーは言うまでもなく、挽肉のカレーである。ちょっとピリ辛の味わいであり、挽肉のうまみが引き出されている。 一方、ビーフカレーは、何も特徴のない。ごく平凡なカレーである。普通のカレーとしか評価しようがない。 具としては、ソーセージとゆで卵のスライスが添えられている。ソーセージはプリプリとしてまた、熱々であり、なかなか良い。ゆで卵のスライスは、三切れしかなく、やや寂しい。 ライスは結構な量があり、満腹感を味わうことができた。干ブドウが三粒ほどのっている。 カレーの入っている入れ物が、透明なガラスの容器だというのが、なんともいえない。 全体的には、あくまでも喫茶店のカレーの域を出ないというのが、私の評価だ。しかし、喫茶店としては、静かで落ち着けるという条件を満たしており、そう悪くはないと思う。 |
(2000年11月26日)
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