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激辛カレー批評 |
スリヨタイ 札幌市北区北11条西3丁目15 |
オリジナルレッドカレー |
「チェルシー」というカレー屋を探していて、偶然にこの新しくオープンした「スリヨタイ」という店を発見した。地下鉄「北12条駅」東側出口を出て、そのまま東に何十メートルか歩くと、道路に看板が出ている。そこを右に曲がると、マンションの1階に居酒屋など数軒並んでおり、。その一番手前の店が、「スリヨタイ」である。 店名の「スリヨタイ」とは、映画「スリヨタイ」のタイトルから来ているようだ。「スリヨタイ」とは、構想五年、制作費四億バーツ、多くの有名俳優ほかエキストラ二千人、象五十頭が出演するという超大作映画である。 |
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名前の通り、タイカレーの店だ。注文は、「オリジナルレッドカレー」にした。 カレーが運ばれてくる。まず、驚いたことには、レッドカレーと言いながら、運ばれてきたカレーは、イエローである。注文を間違ったのかと、一瞬あせるが、「オリジナル・レッドカレーです」と店員さんが言ったので、この黄色いカレーがこの店のレッドカレーなのだ。 |
味は、ココナッツミルクが入った、タイカレーのよくある一系である。「無印良品」の「イエローカレー」に似た味である。 やや多目のライスにルーがかかった状態で、出てきた。しかし、どう見てもルーとライスのバランスが悪い。ライス大盛りのサービスはありがたいのだが、このルーでライス全部を食べきるのは、至難の業。案の定、ライスが四分の一ほど残ってしまった。 ルーは、マイルドでおいしい。ライスとも、よく合う。しかし、ルーの量が少ない。ルー大盛りは必須である。もっと、ルーを味わいたいと思うのだが、ルーが少なすぎて、その思いが果たせない。 |
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辛みやスパイスは、控えめで、激辛カレーファンには、かなりもの足りない。女性客が多く見られたが、カレーファンのためのカレーというよりも、特にカレーファンではない、普通の人が食べておいしいカレーと表現した方が良い。 具は、チキンやタケノコが食べやすいサイズに刻んであるが、これもちょっと小さくて物足りない。女性サイズという感じだ。 (2001年12月7日) |
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