樺沢紫苑の激辛カレー批評 |
かりーごや
札幌市手稲区手稲本町2-4-1-1 |
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先日の投票で、上位に入れている人が何人かいたので、「行くべしリスト」の上位に繰り上げて、早速行ってきた。場所は、国道五号線に面しているのでわかりやすい。駐車場は、アイフルの横にある。 土・日限定メニューである「ベンガルチキン」(950円)というのがあった。せっかく、土曜日に行ったので、これを注文した。 大きなナチン、ジャガイモと卵が丸ごと一個。インゲンが数本と、具は洗練されていて見た目は非常にシンプルである。一口食べるとおいしさが口内に広がった。典型的インド風スープカレーである。ココナッツミルクの甘味が鮮烈であるが、この甘さが丁度良い。ライスを食べたいという衝動が湧き上がる。ベタッとしていない甘いさ。スッキリした甘さである。辛さは三段階から選べるが二番目を選んだ。ほとんど辛いとは感じなかった。スパイスもマイルドさ、食べやすさを意識して配合されており、刺激的なうまみというものはない。 このカレーは万人受けするカレーだと思う。すなわち、老若男女、誰が食べてもおいくいただけるカレーである。すこし、昔懐かしい味がする。バングラディッシュ人が作る本格的なエスニックカレーでありながら、昔のルーカレーに通じるおいしさも合わわせ持っている。店内には、家族に連れられたお婆さんの姿が見られた。カレー専門店でお婆さんを見かけるのは、非常に珍しいと思うが、この店のカレーであれば全くうなずける。手稲という場所柄、近所の家族連れが、ちょっとカレーを食べに来るという雰囲気であり、そして実際味も家族みんなで楽しめるような、まろやかな甘味を重視したものとなっている。 チキンがトロトロでとてもおいしい。5時間煮込んでいるだけあって、チキンにスパイスとうまみが十分に染み渡っている。それゆえに、ライスが非常にはかどる。そして、ライスのおかわわりが自由なのはうれしい。サラダとドリンクもついている。950円はやや高めだが、ライスおかわり自由、サラダとドリンク付きということを考えると適価なのだろう。 |
こういうおいしいスープ系インドカレーは、東京には何軒も、いや何十件もあるが、札幌にはほとんどない。ミルチはインドカレーでも水なしカレーだから、デリーくらいなものか。 チキンがトロトロでとてもおいしい。ライスが非常にはかどる。そして、ライスのおかわわりが自由なのはうれしい。サラダとドリンクもついている。950円はやや高めだが、ライスおかわり自由、サラダとドリンク付きということを考えると適価なのだろう。 こういうおいしいスープ系インドカレーは、東京には何軒も、いや何十件もあるが、札幌にはほとんどない。ミルチはインドカレーでも水なしカレーだから、デリーくらいなものか。 |
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バングラディッシュ人のシェフが作っている。現地人の人が作るカレーは、ある種のスパイスが強すぎたり、ココナッツミルクが多すぎたりと、日本人の口に合わない場合多いように思える(少なくとも私にとっては)が、このカレーはココナッツミルクが丁度よく抑制されているし、スパイスもとんがったものがなく、非常に日本人の口に合っていると思う。 刺激的なカレーや激辛カレーを食べたいという人には向かないが、マイルドでおいしいカレーを食べたい人にはピッタリの店である。 (2001年6月24日) |
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5号線沿いなので、わかりやすい。 現在のお店は、2001年8月20日までの営業です。9月初旬からは、春香山にて、ニューオープンとなります。 |
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