樺沢紫苑の激辛カレー批評
[ホームに戻る]


ライブ&カレー
オープン・セサミ

 

札幌市手稲区前田1条12丁目1−50
ラーメン「味源」の2階


011−683−4672

sesami_curry.jpg (18852 bytes)
スープカレー 950円

 この場所にこんな店があったとは全く知らなかった。手稲駅前北口を出てすぐ左側。郵便局やローソンなどの並び。ラーメン屋「味源」の二階にある。もともとは、ライブをやったり音楽を聞かせるお店ということらしい。全く目立たない。
 ランチ時に訪問。メニューはなし。黙って座ると、「スープカレーですね」と、自動的にスープカレーが注文される。辛さのみ、普通、中辛、大辛、激辛、極辛から選べる。「極辛」を注文する。
 店内はスパイシーな香りに包まれている。客は他に1人いただけだったが、15分ほどかかった。
 赤いスープにバジルが浮かび、チキンレッグ1本が入る。最もスタンダードな札幌スープカレーのようだ。そして、想像以上にスープ量が多い。300ccくらいある。
sesami_shop2.jpg (10244 bytes)
 さて、味は・・・うまい。正直あまり期待していなかったが、スタンダードにおいしい。似た味を言うなら、クローブを弱めた「プルプル」といった感じか…。骨のある味のスープだ。
 チキンは柔らか。骨離れも良いし、ボリュームもある。ダイコンが入っているが、味の染み込みぐあい、柔らかさなど適切。他には、ニンジン、ピーマン、タマゴとこれまたスタンダードなラインアップ。
 「極辛」の選択は成功だ。「辛さ、大丈夫でした?」と店の人は心配してくれたが、自分的には辛すぎることもなく、物足りなくもない丁度良いレベル。「マジ・スパ」で天空以上が食べられる人には楽勝だろう。多分、普通や中辛だと、物足りなかっただろうな、と推測される。適度にスパイシーで、適度に辛い。クミンやその他何種かのハーブがスープに浮かぶ。丁度良くスパイシー。最後には、額に汗が浮かぶ。
 特に欠点もない標準的な味。カレー専門店でないことを考慮すれば、十分合格。ライスはお替り自由。ドリンクもつく(ランチ時)のは良いが、950円はちと高い。たまたま、「アハマガ」の200円引きのクーポンがあったので、750円で食べられた。750円であれば、かなり満足度は高い。近くにあれば、時々食べてもいい。しかし、950円ともなると、中央区でも高と部類に入る。

 ただし、中央区から手稲区まで、時間をかけてわざわざ食べに行くかというと、難しい。店員の女性、店主がフレンドリーに話しかけてくれる。音楽の店ということてとで、ライブなども行われている。音楽の話をするという付加価値もあるだろう。
 カフェやカレー専門店以外でスープカレーを置く店が激増している。しかし、中には素人料理の域を出ないお粗末なものもある。そうした専門店以外のスープカレーというくくりでみると、「オープン・セサミ」くらいの味レベルを出してくれれば、特に文句もない。

          (2003年1月23日)
 
営業時間 1130−1500
定休日  無休
駐車場  なし
席数  
ランチタイム  
種類  スープカレー
その他  
メニュー、値段  

sesami_shop.jpg (20177 bytes)

[ホームに戻る]