| |
激辛カレー批評 |
カリーライス専門店エチオピア東京都千代田区神田小川町3-10 |
|
札幌大丸 特設会場(7階) 2003年 1月7日(水)〜12日(月・祝) 朝、地下鉄に乗っていると、大丸の「全国うまいもの大会」のチラシを目にした。東京『エチオピア』のカレーがイートインできるという。「ひまわりカレー同好会」のHPでうっちぃが『エチオピア』のカレーを誉めていたのを思い出して、無性に食べたくなる。どうにも衝動が収まらず、同日夜に大丸に足を運ぶ。本日、初日だ。 長崎角煮包(パオ)の行列が凄い。それはいいとして、まずは『エチオピア』のスペースに向かう。結構食べている人がいて、席は2/3以上埋まっている。 野菜カレーを注文する。チキンカレー、ビーフカレー(それぞれ750円)もあるが、肉以外の具がほとんど入っていないので、野菜カレーがお勧め。 注文を受けてから、一人分ずつ個別調理していた。ルーの中から取り分けるという単純なものではない。直前にスパイスが加えられるようで、パンチがある。クローブの風味が強い。力強い。個性的。ちょっとしょっぱい感じもするが、ターメリックライスが、スパイスの力強さと、濃厚な味を、まるーく包み込むために、意外とサラッと食べられる。 ナス、シメジ、ピーマン、赤ピーマン、インゲンなどの野菜が、食べやすいサイズで切られている。タイプ的にはインドカレーと呼んででいいものだろう。『デリー』のカシミールに似た味わいもある。以前、「横浜カレーミュージアム」で食べたときより、ずっとおいしい。 食べていて感心するのは、東京の有名店は味が個性的だということ。この力強いスパイス使いを苦手とする人もいるだろうが、その辺に臆することなく、骨のあるスパイス使いが好感。札幌のインドカレーやタイカレーの各店。いずれも、個性不足。パンチのあるスパイス使いを恐れているかのような、弱気な味の店が多い。客の好き嫌いがわかれてもいいから、もっと個性を出して行って良いのではないだろうか。この点から見ると、この『エチオピア』のカレーは、コンセプトが明確で、カレーの一つのあり方を体現している。 辛さの設定はないが、かなりスパイスの強い味であるから、辛いのが苦手な人にはあまりお勧めしない。 カリーパンも売っていた。1個180円と、前回よりちょっと安くなっていて好感。3個買って帰る。このカリーパンは、うまい。お勧めである。こちらの方は、辛いのが苦手な人でも楽しめる。 帰りには角煮包の行列が10人くらいに減っていて、並びたい衝動に駆られたが、自らの体重を思い出し、角煮包は思いとどまることとした。 (2004年1月7日) |
「エチオピア」のカリーパン大丸地下食品売り場で、2002年7月16日(水)〜22日(火)まで「魅惑のスパイスマジック 東京神保町〈エチオピア〉カレー&カリーパン」という期間限定の出店があった。 テイクアウト用のカレーとカリーパンがあったが、ためしにカリーパンを購入。 実においしい。家に帰ってから食べたので、購入から数時間たっていたのが、パン表面はサックリと。いやサックリというよりは、もう少し硬くバリッという感じだが、その食感がよい。それでいて中のパン生地はふんわり。 カレー自体は以前に食べた超スパイシーな「エチオピア」のカレーとは異なり、辛さを控えた甘みと旨み中心のマイルドなカレーになっており、これもグッド。 |
|
最初、1個200円に高いという気持ちもあったが、食べてみるとレベルの高いカレーパンに大満足した。 これは、一度食べる価値あり。 とはいっても、もう札幌では食べられませんが・・・。 (2003年7月18日) 追伸 結局、二日後にまた買いに行ってしまいました。 |
エチオピア
|
[スープカレー ホームに戻る] |