激辛カレー批評
[激辛カレー批評 ホームに戻る]


 カリーライス専門店

 エチオピア

東京都千代田区神田小川町3-10
エムエスビル 

03-3295-4310


エチオピアetiopia_vege.jpg (20711 bytes)
野菜カレー 950円

札幌大丸 特設会場(7階) 2003年 1月7日(水)〜12日(月・祝) 

 朝、地下鉄に乗っていると、大丸の「全国うまいもの大会」のチラシを目にした。東京『エチオピア』のカレーがイートインできるという。「ひまわりカレー同好会」のHPでうっちぃが『エチオピア』のカレーを誉めていたのを思い出して、無性に食べたくなる。どうにも衝動が収まらず、同日夜に大丸に足を運ぶ。本日、初日だ。
 長崎角煮包(パオ)の行列が凄い。それはいいとして、まずは『エチオピア』のスペースに向かう。結構食べている人がいて、席は2/3以上埋まっている。
 野菜カレーを注文する。チキンカレー、ビーフカレー(それぞれ750円)もあるが、肉以外の具がほとんど入っていないので、野菜カレーがお勧め。
 注文を受けてから、一人分ずつ個別調理していた。ルーの中から取り分けるという単純なものではない。直前にスパイスが加えられるようで、パンチがある。クローブの風味が強い。力強い。個性的。ちょっとしょっぱい感じもするが、ターメリックライスが、スパイスの力強さと、濃厚な味を、まるーく包み込むために、意外とサラッと食べられる。
 ナス、シメジ、ピーマン、赤ピーマン、インゲンなどの野菜が、食べやすいサイズで切られている。タイプ的にはインドカレーと呼んででいいものだろう。『デリー』のカシミールに似た味わいもある。以前、「横浜カレーミュージアム」で食べたときより、ずっとおいしい。
 食べていて感心するのは、東京の有名店は味が個性的だということ。この力強いスパイス使いを苦手とする人もいるだろうが、その辺に臆することなく、骨のあるスパイス使いが好感。札幌のインドカレーやタイカレーの各店。いずれも、個性不足。パンチのあるスパイス使いを恐れているかのような、弱気な味の店が多い。客の好き嫌いがわかれてもいいから、もっと個性を出して行って良いのではないだろうか。この点から見ると、この『エチオピア』のカレーは、コンセプトが明確で、カレーの一つのあり方を体現している。
 辛さの設定はないが、かなりスパイスの強い味であるから、辛いのが苦手な人にはあまりお勧めしない。
 カリーパンも売っていた。1個180円と、前回よりちょっと安くなっていて好感。3個買って帰る。このカリーパンは、うまい。お勧めである。こちらの方は、辛いのが苦手な人でも楽しめる。
 帰りには角煮包の行列が10人くらいに減っていて、並びたい衝動に駆られたが、自らの体重を思い出し、角煮包は思いとどまることとした。  (2004年1月7日)

 

「エチオピア」のカリーパン



 大丸地下食品売り場で、2002年7月16日(水)〜22日(火)まで「魅惑のスパイスマジック 東京神保町〈エチオピア〉カレー&カリーパン」という期間限定の出店があった。
  テイクアウト用のカレーとカリーパンがあったが、ためしにカリーパンを購入。
  実においしい。家に帰ってから食べたので、購入から数時間たっていたのが、パン表面はサックリと。いやサックリというよりは、もう少し硬くバリッという感じだが、その食感がよい。それでいて中のパン生地はふんわり。
 カレー自体は以前に食べた超スパイシーな「エチオピア」のカレーとは異なり、辛さを控えた甘みと旨み中心のマイルドなカレーになっており、これもグッド。

エチオピアetiopia_pan1.jpg (14278 bytes)
カリーパン 200円

 最初、1個200円に高いという気持ちもあったが、食べてみるとレベルの高いカレーパンに大満足した。
 これは、一度食べる価値あり。
 とはいっても、もう札幌では食べられませんが・・・。    (2003年7月18日)

追伸 結局、二日後にまた買いに行ってしまいました。

エチオピアetiopia_pan2.jpg (13157 bytes)

エチオピア

営業時間  
定休日  
駐車場  
席数  
ランチタイム  
種類  
   
[スープカレー ホームに戻る]