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激辛カレー批評 |
辛夷飯とコーヒーの店 ニューキャッスル東京都中央区築地7−16−7 |
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『ニューキャッスル』 東京を代表する洋食カレーの一軒。どのガイドブック見ても、カレーのコーナーには必ず紹介されている。銀座を歩いていてこの店の前を何度か通り過ぎたことはあった。ホテルが近かったので、行ってみた。 店内はちょっと狭い。ここでは、カレーライスではなく、辛夷飯(カライライス)という。メニューもちょっと変わっていて、「大森」「大井」「品川」などの地名が、メニュー名にあてられている。 スタンダードが、「大森」である。「大森」が大盛ではないので、混乱する。とりあえず、そんなに空腹ではなかったので、スタンダードの「大森」を注文する。 早い。注文して、二分ぐらいで運ばれてきた。 ルーの上には、半熟の目玉焼きがのっている。じつにうまそう。目玉焼きの焼き時間だけで、運ばれてきたということか・・・。 しかし、量が少ない。少なすぎる。これが、スタンダード? 普通の店では、これはライス小の量だ。「大井」を注文すべきだった。失敗した。 味はおいしい。あまい。そして、ちょっぴり辛い。タマネギの甘さがルーに溶けている。そして、目玉焼きの黄身がライスに混じって、実においしい味わいとなる。このカレーをおいしくないといういう人はいないだろう。スタンダードの名に恥じない、スタンダードな味わい。 店内は、かなり狭く混雑しているが、カレーを待つ時間がほとんどないので、すごく回転が良い。店も出るとき、マスターが「どうもありがとうございました。行ってらっしゃい。」と、一人一人に声をかける。実に温かい雰囲気である。 (2002年1月) |
ニューキャッスル
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