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激辛カレー批評 |
英国風特製カレーサンライン東京都港区高輪1-5-15 |
私の出張の楽しみといえば、その土地のカレー屋を訪れるということである。 今回の東京出張には、「ダンチュウ」2000年7月号の「熱いぜ! カレー」カレー特集号を持参した。その特集記事の中でも、特に気になったのがこの『サンライン』のカレーである。具なしの激辛スープカレーには、大いに興味が引かれた。 昼の営業時間は2時までだが、地下鉄泉岳寺駅についた時には1時半を回っていた。特に地図を持っていなかったので、それらしい方向を定めて、歩き出す。それらしい店は全く見つからない。道を間違えたかなと思って引き返そうかと思ったが、時間は既に1時55分になっていた。こりゃだめだと思って、あきらめた瞬間、それらしい店が眼前に現れた。二時にギリギリ、セーフで店に滑り込む。メニューは、英国風カレー一種類というシンプルさ。カレーもすぐに出てくる。具も何もない。湖に島が浮かんでいるような、極めてシンプルな外観。一口食べてみると辛い。が、スープ自体はあっさりとしている。野菜のトロみがほどよく出ている。 具もなく、食べやすいので、スイスイと口に運ばれる。水を出さないというのも、この店独自のこだわりらしい。 わずか数分で間食してしまった。完食した人には、抹茶アイスのサービスがある。間食しなかった人には、出ないらしい。 食べているときは、そうでもなかったが、食べ終わってから、少しお腹が重くなってきた。かなりの粘膜刺激であったらしい。辛いもの好きの私であるから、滅多に腹に来ることはないのだが。 しかし、これが英国風カレーとは、一体どういうことか。こんな辛いカレーを英国人は食べているというのか。 総評として、おいしいのは確かだが、1500円は少し高いような気がする。 |
サンライン
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地下鉄泉岳寺駅より徒歩7分。 地図なしで、この店にたどりつくのきつい。是非、地図を持参してください。 |
店で配られているカード |
横浜店は、99年5月に開店 |
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