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激辛カレー批評 |
カレーの店 うどん東京都品川区西五反田2-31-5 |
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スープカレーというキーワードでよく検索しているつもりであったが、こんな店が4年も前に東京に誕生していたとは、全く知らなかった。店名は「うどん」。カレー屋なのに、「うどん」とはこれいかに。カレーうどんを置いているのかと思ったが、うどんのメニューは全くなし。なんと、スープカレーの店なのだ。 |
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場所は、五反田だ。場所はかなりわかりづらい。中小路を入ったところにあるので、ホームページの地図を必ず持参しよう。 さて、「季節の夜カレー」と「夜カレー」という、2タイプのスープカレーに挑戦する。カレーが置かれると、「スープだけで召し上がることもできはます」と説明がある。こりゃ、スープカレーと同じだ。しかし、この魔法のランプの器だと、スープのように直接食べるというのは、非常に食べづらい。やはり、普通の皿に入れて欲しい。 具は、セロリ、アスパラ、小柱、鶏挽肉。小柱と挽肉から良いダシが出ている。なかなか、おいしぞ。このスープは。確かにスープだけで食べても十分成立する。塩加減もスープ単独でも丁度良い。これは、気に入った。具も小さく食べやすい。「季節の夜カレー」は、季節によって具材が変わるらしい。私が食べたのは「春の夜カレー」である。 次は、単なる「夜カレー」だ。「季節の夜カレー」が登場する以前からあったメニューということ。 バジルの風味が強烈。これも、札幌スープカレー的。しかし、いかんせん油が多すぎる。表面に油膜が5ミリは張っている。これをスープのようにそのまま飲めてというのは酷でないか? しかし、油膜の下のスープ自体は、中々いい。スパイス感もある。油の量を3分の1に減らせば、個性的でもっとおいしいスープカレーになるであろう。 まだまだ進化系という感じで改良すべき点は多いと思うが、個性的でと面白い店だと思うし、将来が楽しみな店でもある。 店名の「うどん」だが、奇抜で印象には残る。しかし、うどん屋と間違える人はいないのか? カレーを食べ終わり、店の外観をデジカメで撮っていると、作業服を着た一人の男性が店の中へ入って行った。しかし、30秒ほどですぐに店から出て来た。どうやら、うどんがメニューにないので、出てきたらしい。せめてカレーうどんくらい、おいた方が良いのではないか? どうも、店名で逆に損しているような気がする。 (2004年4月16日) |
カレーの店 うどん
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