樺沢紫苑の札幌激辛カレー批評 |
チャボ・ゲレロ 札幌市豊平区豊平2条4丁目1−27 |
ヤサイカレー 辛口 |
場所は、豊平の「鶴き」の斜め向かい。2002年12月にオープンした、最近はやっている古民家を改造したお店。店名のチャボ・ゲレロは、プロレスラーの名前に由来。店内には、懐かしい雑貨か飾られて、古民家の雰囲気を生かしている。 最近のスープカレー・ブームの中、珍しくルーカレーの店。「ヤサイカレー」を注文。辛さは三段階あるが、一番辛い「辛口」を注文。 タマネギのうまみ、甘みが引き出されたルーがおいしい。ナス、ブロッコリー、シメジなどの野菜はすあげされており、調理が丁寧。 「カレー賛味」のクーポンで、「とろけるチーズ」のトッピングがサービスされたが、チーズとの相性も良い。 「辛口」の辛さは、この甘み豊かなルーカレーの辛さとしては適当な辛さ。ライスのボリュームや、値段なども、適切。味を含めて、特に欠点はない。 ルーカレー好きにとっては、一度食べて損のないレベルの味である。 ただし一般論として、私の場合、ルーカレーというのはどうしても、わざわざ食べに行く気がしない。職場の近くであれば、足を運ぼうという気にもなるが、わざわざ時間をかけて食べに行くとなると、どうしてもスープカレーに足が向いてしまう。例えば、この店の近くであれば「棗や」があるわけだが、そうした競合店と比べて、どうしてもまた食べたくなるような一工夫、特長というか、魅力が何かないとリピーターを増やしていくのは難しいかな、という気もする。 それと、看板の字体が読みづらいので、ここがカレー屋だと分りづらい。一見の客がふられと入りづらいかんじもするので、その辺の工夫も必要か。 (2002年8月9日) |
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