樺沢紫苑の札幌激辛カレー批評 |
オリジナルカレー ガネーシャ 札幌市豊平区豊平8条11丁目3-11 |
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豊平の「きたえーる」の裏手の方にある。車で行ったが、地下鉄東豊線「豊平公園駅」からも歩いてすぐである。 店内は、小奇麗な喫茶店風であるが、インド小物が飾られており、それなりの雰囲気が演出されている。 注文は、オーソドックスなところで「野菜カレー」を頼む。辛さは1から10番まである。8番を頼む。カレーの値段は650円と一見安いように思えたが、ライスを含まないカレーのみの値段であった。したがって、ライス(200円)またはチャパティを別に頼まなくてはいけない。ここは普通にライスでは芸がないので、チャパティに挑戦してみる。 カレーが運ばれてきてビックリする。カレーが少なすぎる! ! 写真ではわかりずらいが、皿の小さいこと。直径15センチくらいであろうか。さらにルーをよくみると、わずか1センチくらいの深さまでしか入っていない。かって私が食べた札幌のカレーの中で一番量が少ない。野菜の種類が多く(10種以上)、盛り付けもきれいだ。しかし、ルーが少なすぎる。 |
チャパティは非常に、粉の香りがしていいなあと思って口にするが、味はたいしたことがない。最初から予想していたのだが、チャパティ自体、あまりお腹一杯にならない。その上、ルーの少なさ。がっかりである。 ルー自体の味はどうか。まずくはないが、8番という辛さを頼んだが、全く辛くない。スパイスも風味が弱すぎ。 ルーは粘り気があり、チャパティによくからむので食べやすい。典型的なインドカレーということになるだろう。 正直言って感想は、「お子様ランチ」である。量も味も両方とも、お子様向きである。逆に言えば、子供でも食べれるカレーということになるだろうが、カレー好きが満足する味では決してない。 隣の人が食べていた「ブラックカレー」が、妙においしそうだった。ボリュームも「野菜カレー」の2倍以上ある。どうみても、メニューの選択を失敗したようだ。 (2001年10月14日) |
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