樺沢紫苑の札幌激辛カレー批評 |
PEPP! 札幌市豊平区美園12条6丁目3−1 |
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地下鉄美園駅で下車して歩いていったら、場所がわかりずらかった。車で行くと場所はわかりやすい。すなわち、羊が丘通を突き抜けたところ。すなわち、西岡方面から北上した場合、普通豊平区役所のところで左折するが、そこを左折せずに直進すると、すぐに右手に店が見える。行く前に、ホームページの地図で場所をチェックしておこう。 店長は国内でも有名なペプシコレクターである。当然、店名の「PEPP!」はペプシから来ているし、看板もペプシ。店内には、貴重なペプシ・コレクションが陳列されている。 かなり貴重なコレクションが並んでいるようだが、説明書きがないので、どれほどのレアものか、素人にはわかりづらい。 カレーは、チキン、野菜などオーソドックスなメニューが並ぶが、白身魚のカレーがメニューの一番上に書かれていたので、看板メニューかと思い、それを注文する。 |
あっさりとしたスープカレーだ。写真で見ると多少油っぽいが、味的には油っぽさはほとんどなく、非常にさっぱりとしている。味的には、『ショネバー』あるいは、『カレー小屋』(ニセコ)に似た味である。 ずいぶんスパイスが弱いなあと思って食べていると、底のほうにスパイスが沈んでいた。後半はかなりスパイシーに味わえた。スープの表面と底では、スープの味がかなり違うので、まめに混ぜて食べないといけない。 さっぱりとしたスープであれば、通常はコッテリとした具の方があうのだが、ここは白身魚という敢えてあっさりとした具をぶつけているのがおもしろい。 |
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白身魚のさっぱり感と、さっぱりスープがうまくマッチしている。白身魚は臭みがなく、食べやすい。 量は大からず、少なからず。ただ、メイン以外の具が少ないのが少し物足りない。 全体にアッサリとした、あるいはサッパリとした味わいを追求しているので、コッテリ系や激辛系のカレーファンの欲求は満たさないだろう。しかし、辛すぎず、スパイスが強すぎないカレーは、老若男女、誰でもいただけるスープカレーという感じだ。 (2002年2月23日) |
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