うつ病の本 |
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うつ病の入門書 |
軽症うつ病―「ゆううつ」の精神病理 著者:笠原 嘉 |
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一般の人向けに書かれた、とても分りやすい本です。 うつ病についての基本知識を学ぶことができます。 「軽症うつ病」を対象としており、誰でもなるかもしれないという点で、 とても身近な話です。あくまでも入門編なので、うつ病について詳しい知識を 知りたい人には、やや物足りないかもしれません。 |
うつ病になんか、なりたくないという人は |
“うつ”がわかる本 “うつ”の予防・発見から、上手な医者のかかり方まで
著者:村崎 光邦 出版社:築地書館 税込価格:887円 |
(著) この本では、うつ病の早期発見、どうやったらうつ病にならないかいう予防 に、たくさんのページが割かれています。うつ病になりたくないという人。 うつ病はどうやったら防げるかを、主に知りたい人にお薦めです。 |
自分のうつ病を治したいという人は |
いやな気分よ、さようなら 自分で学ぶ「抑うつ」克服法
著者:デビッド・D.バーンズ 出版社:星和書店 税込価格:3864円 |
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うつ病で精神科に通っているが、なかなか治らないという人も多いはずです。
薬だけ飲むのではなく、根本的に直したいと思っている人もいるでしょう。
そうした方には、うつ病の認知療法をお薦めします。 この本は、自分で行なううつ病の認知療法について、系統立ててしっかりと 書かれています。専門的な知識も理解したうえで、認知療法に取り組みたいと いう論理派の人にお薦めです。 ただ、3864円と少し高いのと、翻訳なので読みずらい感じはします。 もう少し簡単に、気軽に認知療法を学びたい方は、以下の大野先生の本が良 いと思います。 |
「うつ」を生かす うつ病の認知療法 著者:大野 裕 出版社:星和書店 税込価格:2447円 |
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この本は、私が精神科医になったばかりの頃に、うつ病の認知療法について 勉強しようと思って買った思い出があります。平易ですが、認知療法について 網羅的に書かれており、患者さんが実践するための方法も示されています。 |
こころが晴れるノート うつと不安の認知療法自習帳 著者:大野 裕 出版社:創元社 税込価格:1260円 |
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この本は、うつ病の患者さんのために書かれた本で、専門用語も全くあり ません。ノート形式になっていて、質問項目に答えていくだけで、認知療法 が実践できるようになっています。専門知識や、認知療法の理論はいらないか ら、気軽に認知療法を始めたいという人にお薦めです。 |
うつ病の家族を持つ人は |
うつ病の人の気持ちがわかる本 著者:保崎 秀夫 出版社:主婦の友社 税込価格:1575円 |
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うつ病の患者さんの家族の方。一体どうやって接していいかわからない。 家族の対応次第では、悪くなる可能性もありますから、家族がどう接するの かは、とても大切な問題です。 この本を読めば、うつ病の人とどう接するべきか。どう接すれば病状をよく できるのかがわかります。 |
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