うつ病の本

「映画の精神医学」 推薦図書

 
うつ病の入門書
軽症うつ病―「ゆううつ」の精神病理

著者:笠原 嘉
出版社:講談社現代新書
税込価格:756円

dep1.jpg (3310 bytes)
 一般の人向けに書かれた、とても分りやすい本です。  
 うつ病についての基本知識を学ぶことができます。  
「軽症うつ病」を対象としており、誰でもなるかもしれないという点で、 とても身近な話です。あくまでも入門編なので、うつ病について詳しい知識を 知りたい人には、やや物足りないかもしれません。

 

うつ病になんか、なりたくないという人は

“うつ”がわかる本 “うつ”の予防・発見から、上手な医者のかかり方まで

著者:村崎 光邦
出版社:築地書館
税込価格:887円
(著)    この本では、うつ病の早期発見、どうやったらうつ病にならないかいう予防 に、たくさんのページが割かれています。うつ病になりたくないという人。 うつ病はどうやったら防げるかを、主に知りたい人にお薦めです。

 

自分のうつ病を治したいという人は
いやな気分よ、さようなら 自分で学ぶ「抑うつ」克服法


著者:デビッド・D.バーンズ
出版社:星和書店
税込価格:3864円
dep2.jpg (5944 bytes)
 うつ病で精神科に通っているが、なかなか治らないという人も多いはずです。  薬だけ飲むのではなく、根本的に直したいと思っている人もいるでしょう。  そうした方には、うつ病の認知療法をお薦めします。
 この本は、自分で行なううつ病の認知療法について、系統立ててしっかりと 書かれています。専門的な知識も理解したうえで、認知療法に取り組みたいと いう論理派の人にお薦めです。
 ただ、3864円と少し高いのと、翻訳なので読みずらい感じはします。
 もう少し簡単に、気軽に認知療法を学びたい方は、以下の大野先生の本が良 いと思います。  

「うつ」を生かす うつ病の認知療法

著者:大野 裕
出版社:星和書店
税込価格:2447円
dep3.jpg (4302 bytes)
 この本は、私が精神科医になったばかりの頃に、うつ病の認知療法について
勉強しようと思って買った思い出があります。平易ですが、認知療法について
網羅的に書かれており、患者さんが実践するための方法も示されています。

こころが晴れるノート うつと不安の認知療法自習帳

著者:大野 裕
出版社:創元社
税込価格:1260円
dep4.jpg (2823 bytes)
 この本は、うつ病の患者さんのために書かれた本で、専門用語も全くあり
ません。ノート形式になっていて、質問項目に答えていくだけで、認知療法
が実践できるようになっています。専門知識や、認知療法の理論はいらないか
ら、気軽に認知療法を始めたいという人にお薦めです。

 

うつ病の家族を持つ人は
うつ病の人の気持ちがわかる本

著者:保崎 秀夫
出版社:主婦の友社
税込価格:1575円
dep5.jpg (5410 bytes)
  うつ病の患者さんの家族の方。一体どうやって接していいかわからない。  家族の対応次第では、悪くなる可能性もありますから、家族がどう接するの かは、とても大切な問題です。  この本を読めば、うつ病の人とどう接するべきか。どう接すれば病状をよく できるのかがわかります。

 

[映画の精神医学][映画ブログ][激辛カレー批評]