激辛カレー批評
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元祖スリランカカリーの店
スリランカ狂我国

中央区大通西15丁目
東京スタイル裏中小路
011―641―1676

sk_curry.jpg (16215 バイト)
マッシュルーム&ベシタブル 950円
辛さ50番
スープ大盛(200円)
 

  2003年6月から、スタッフが「アジアン・スイパス」の若い男の人と、女の人と交代になった。長年「スリ狂」にいたおばちゃんは、今は「アジスパ」にいる。
 メンバーのみならず、メニューと値段も大幅刷新。
 一番安い「チキン」(650円)から、「スリランカスペシャル」(1300円)まで、ふところ具合にあわせて注文できる。前は、「アジスパ」にしかなかった、「シーフド」も登場。ライス大盛は100円(以前150円)に。そして、辛さ設定による追加料金なし(100番以上は100円プラス、だが)。200円プラスでドリンクセットにもできるので、ドリンクを頼んでいた人は、さらにお得。以前から高いと言われていた「スリ狂」であるが、かなりリーズナブルな価格体系になったといえる。
 なれなれしいオバチャン(常連にはそれが良かったが・・・)から、若い女性店員となり愛想も良くなり、メニューや辛さの選択など、詳しく教えてくれる。
 少なかったライスも、ちょっとだけ増えた。
 私の注文は、「マッシュベジ50番スープ大盛」と15年前から決まっている。
 肝心な味はどうか。
 まずは、辛さが全く違う。辛さが大幅ダウン。これは、30番くらいの辛さだろうか・・・。「スリ狂」の辛さはちょうど良い辛さで食べないとおいしくないので、かなり拍子抜けだ。以前と同じ辛さにするためには、20−30番はアップしないといけないかも。
 さて、スープであるが、何か薄くなったような感じだ。「スリ狂」のカレーは、辛くするほどに、濃厚でマイルドになるのだが、以前の30番と比べても薄い感じ。辛さのスパイスが変わったのだろうか? 以前は、辛さの番数が低くても、スパイスの風味と力強い辛さ、パンチ力に満ち溢れていたのだが、何か気の抜けたような辛さだ。
 スープカレーは、日によっ多少のて味ムラがある。しかし、スタッフの変更になる前の、5月にも一度来たのだが、その時もすでにスープは薄く、辛さに力がなかった。
 もちろん、十分においしいのだが、「週3回食べたくなるような神がかり的なうまさ」は、今のスープにはない。「スリ狂」は、長年、私のベストワンのカレー屋だったのだが、この味の変化は残念である。ジャガイモやニンジンの味も、以前のパーフェクトな味と比べて、レベルダウンしているとしか言いようがない。15年近くこの店に通い続ける者の一人として、何とか昔の味に戻ってほしいと、切に希望する。
 「アジ・スパ」で昔ながらの「神がかり的なうまさ」が継承されているのか、気になるところなので、近いうちに確認しなくてはいけない。     (2003年6月17日)

昔の味
評価  ★★★★
営業時間 AM11:30〜PM21:00(LO20:30)
定休日  日祝
駐車場 1000円以上の飲食で、店前の有料駐車場の無料券がもらえる。
席数  28席
ランチタイム  なし
種類  激辛系スープカレー
その他  
メニュー、値段 ライス大盛、100円
スープ大盛り 200円
辛さ100番以上 プラス100円
ドリンクセット(プラス200円)

チキン 650円
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