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激辛カレー批評 |
カレー家 トラ 札幌市北区新琴似7−7 |
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6月1日開店。今までのスープカレーとは一味違った、新しいタイプのカレー屋がオープンした。場所は大きな通りには面しておらず、仲通のパチンコパーラー「ジャパン」の駐車場に面しているが、目立つ外装と大きな看板を見逃すことはないだろう。 注文は野菜カレーとする。辛さは、5番まであるが、3番を選択。 アツアツの土鍋に入ってカレーが運ばれる。本当にアツアツなので注意しないとやけどする。 色とりどりでたくさんの種類の野菜が美しい。ナス、トマト、キノコ、オクラ、ピーマン、ブロッコリー、カリフラワー等11種類の野菜が入っている。食べるのがもったいないような気もする。 スープカレーとはいっても、スープは少なく、スープの味が濃いめなので、スープ自体を味わうということではなく、ライスと混ぜ合わせて食べた方がいいだろう。辛さは3番を頼んだが、うまみを楽しむスープには、3番という辛さ自体が、既に辛すぎたような気がする。つまり、スープのうまさを辛さが邪魔している。辛さは1番か2番くらいでいいのだろう。ハーブが入っているということで、スースーした口当たり。ミント系のハーブが入っているのだろう。スッキリとした後味が残る。今まで経験したことのない、いやガムなどではよくあるのだが、カレーとしては珍しい風味である。 スープが黒っぽいが、ハーブを入れるとスープが黒っぽくなるのか・・・。銭函の『フラッパー』もハーブ入りとということだが黒っぽいスープだった。 アツアツの土鍋で運ばれてきても、食べ終わるまでには鍋が冷めてしまっているのが普通だが、ここの鍋は食べ終わってもまだ暖かさが残っていた。 スープ、野菜ともに上品な味わいで、女性におすすめである。刺激のつ良いカレー好きにはちょっとなじまないかも。今後の工夫次第では、さらにおいしいカレーに進化しそうである。 |
(2002年9月)
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