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ソウ完全解読

 

 ビーカーにあなたの「心」があります。
 そこに映画「ソウ」を注ぎこみました。
 その時点で、たくさんの「化学反応」が起きているはずです。
 
 「あそこは、こう思う」「この映画は××と思う」
 「恐ろしかった」「すごかった」「感動した」
 あなたの心の中の化学反応です。
 心のリアクションです。

 でも、一部の人は「全然、わからない」「何、これ?」と反応停止を
起こしてしまう人もいるでしょう。
 あるいは、たくさんの反応が起きているけど、「この点だけが、どうし
てもわからないなあ」と、部分的な反応停止です。

 そこに、「映画批評」「映画解釈」という「触媒」を加えるのです。
 そうしたものを読んでみるわけです。
「その意見の一部は正しいが、やっぱり××だと思う」
 批評を読む前には考えもつかなかった、あなたの心の反応が起こってい
ることでしょう。
 それが、「映画批評」の存在意味です。

 ただ、「触媒」を入れすぎて、ビーカ自体を触媒で満杯にしてしまう人
がいます。
 「批評」や「解釈」を鵜呑みにすることです。
 「人の考え」をただ単に受け入れて、「自分の心の反応」のつもりにし
てしまう人。
 自分が納得できる解釈を探すだけで、自分では何も考えない人です。

 これは、映画から、何も得ていないということです。
 でも、こういう人が多いのです。実際には。
 
 ですから、「映画批評」「映画解釈」は、あくまでも「触媒」として
読んでください。

 大切なのは、あなたの心の反応です。
 そして、何本も映画を見ていくと、心の連鎖反応。すなわちあなたの
心の成長、人間として成長が起きてくることがわかるはずです。
 

 

まとめて読みたい方は、読みやすいPDF版
「ソウ完全解読」をこちらからダウンロードしてください。


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