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ソウ完全解読

 

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■2  素直な感想
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 まず、解読を始める前に、私の「ソウ」に対する素直な感想を書いておきましょう。
 
 冒頭の脱出不能のシャワー室におかれた二人の男。
 そして、ゲームが始まる。
 なんて、凄い設定なんだろう。そこに驚く。

 そして、展開は回想を交えて、複雑を極めて、広がりを見せていく。
 とにかく、緊迫した展開。
 手に汗握るとは、このことだろう。
 
 これだけ最後まで一気に駆け抜けるという映画も珍しい。
 そして、監督のジェームズ・ワンと脚本(兼アダム役)リー・ワネルの映画にかける
情熱がビンビン伝わってくる。映画好きが作った、映画ファンのための映画である。
 
 そのためか、映画を見慣れていない人には、多少わかりずらいとも思うが、全ての映画が説明過多の「タイタニック」のようになってしまっても困るので、こうした
「映画ファンのための映画」を見られたことは、大変幸せに思う。

 「ソウ」に対する批判もかなり出ているが、たいていは映画からの情報をきちんと
受け止めていないことに起因していると思う。
 この私の完全解読を最後までお読みいただければ、この映画に含まれる情報量の多さが、他の映画に比べてとんでもなく多いこと。穴だらけと言われ脚本が、実に緻密に構築されていることを理解するだろう。

 

まとめて読みたい方は、読みやすいPDF版
「ソウ完全解読」をこちらからダウンロードしてください。


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