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ソウ完全解読

 

■ 「ジョン」という名前の意味は何か?

 ジョンとは、ヨハネのことである。  
 聖書に出てくる重要なヨハネは三人。
 洗礼者ヨハネ。使徒ヨハネ。ヨハネ黙示録のヨハネである。
 ジョンは、ゴードンに裁きを与える。
 「裁き」というニュアンスで考えると、ヨハネ黙示録のヨハネとオーバーラップさ
せるのが、よさそうだ。
 「ヨハネ黙示録」では、最後の審判について書かれている。
 最後の審判の時、死者は蘇るのである。

 つまり、死者の蘇りが、ジョン(ヨハネ)という名前を通じて、聖書的に示されてい
るということである。  

 死者と思われたション(ジクソー)は復活して、ゴードンとアダムに最後の審判を行
なった。

 他に、意味のある名前はないか?

 ゼップ(Zep)という名前が、少し変わった名前であることに気付く。
 「Zep」って、どういう意味。
 「Zep」とは、旧約聖書の「ゼファニヤ書(Zephaniah)」の略である。
 創世記1章1節だと、Gen1:1と書くように、ゼファニヤ書1章1節は、Zep1:1と書く。
 つまりZepとは、ゼファニヤ書を意味している。

 ゼファニヤ書には何が書かれているか?
 ずばり、神の裁きである。

 そして、レクイエム、死者への祈りの言葉として、ゼファニヤ書の一節がよく
使われる。
  

 

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