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ソウ完全解読

 

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■3    完全なる解読  第1弾 「ソウ」解読のための前提条件
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 この「完全なる解読」は、この特別号の最も核となるコーナーです。
 「ソウ」のテーマ。「ソウ」の骨格。「ソウ」の屋台骨となる部分に関する解読で
す。まあ、じっくりとお読みください。 


■ 解読の前提 
 〜 ゴードンとアダムの判断と行動が矛盾だらけの理由 〜

 「ソウ」の掲示板が盛り上がっている。
 特に、英語の掲示板は、かなりの盛り上がりだ。
 
「二人が真ん中の死体に気付かないのはおかしい」
「アダムがテレコをたぐり寄せた時に、死体は死後硬直していなかった。
医者であるゴードンが、それを見逃すのはおかしい」
「死体からは大量の血が流れていた。それが本物の血でなかったとすると、外科医
であるゴードンが本物の血の匂いと区別できなかったのはおかしい」
「どうせ足を切るなら、制限時間がオーバーする前に切れば良かった」
「ゴードンは毒入りのタバコをすわせて早くゲームセットすべきだった」
 このように、好き勝手にいろんなことが書かれている。

 ゴードンとアダムの判断と行動に矛盾が多い
 →(だから) 「ソウ」はダメな映画

 こういう論理を展開している人が極めて多い。
 しかし、この論理展開は、誤りである。
 基本的に、「ソウ」を誤解している。

 ゴードンとアダムの判断と行動に矛盾が多い
 →(だから) 「ソウ」はすばらしい映画

  と考えるべきだろう。

 

まとめて読みたい方は、読みやすいPDF版
「ソウ完全解読」をこちらからダウンロードしてください。


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