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ソウ完全解読

 

■ 重要なヒント
 
 みなさんは、まだ「ただの盗撮屋のアダム」が、たまたまこのゲームに巻き込まれ
たと思っているのですか?

 もしそうだとすれば、「ソウ」批判論者がいう、単なる小手先だけの映画になって
しまいます。
 もっと、良く考えてみましょうよ。
 
 次回、最終号では、皆さんに、驚きのドンデン返しを明らかにします。
 多分読者の90%以上の人は、この事実にまだ気付いていない。
 ただ、3回見た私としては、この説は90%以上正しいと確信していますし、次号を
読めばほとんどの人は「そうだったのか」と私の説に同意するはずです。

 しかしながら、人の意見を聞いて驚くよりも、皆さんが自分で発見し、気付く方が
100倍楽しいはずです。

 以下に、「ソウ」について、「おかしい」と指摘されている疑問や謎の数々を列挙
します。
 「驚きのドンデン返し」は、これらをたった一言で全て説明しまいます。
 みなさんも、もう一度良く考えてみてください。
 

 アダムは、なぜ自分のTシャツをまくりあげて、自分の腹を確認したか?

 新品の時計が壁にかかっているのを見ただけで、アダムはなぜ顔面蒼白になったの
か?

 キレまくっていたアダムが、ゴードンより先にポケットのテープに気づいたのはな
ぜか?

 アダムは、テレコを投げろというゴードンに、決してテレコを渡さなかったのはな
ぜか?

 ゴードンのテープの条件は、「六時までにアダムを殺すこと」なのに、それを聞い
たアダムは、ほとんど驚かなかったのはなぜか?

 キレまくっていたアダムが、マジックミラーに気付いて、すぐに鏡の後ろにあった
カメラにも気づいたのはなぜか?
 
 自室に腹話術人形があるのを見て、なぜあそこまで驚き、恐怖にとらわれたのか?
 
 アダムの方を向いていた死体(ジョン)は、なぜ特殊メイクで顔を隠す必要があった
のか?

 なぜジョンは、ゴードンではなく、アダムに素顔を見せたのか?

 なぜ、盗撮写真家のアダムが、ゲームの駒に選ばれたのか?

 なぜ、脚本家のリー・ワネルが、出ずっぱりのアダムという、重要な役を演じてい
るのか?
 
 これらの全てが、たった一言で説明できます。

 私がたどり着いた結論はこうです。

 「アダムは××だった」

 この一言です。
 
 もう、わかりましたよね。
 わからない人は、あと1週間、よく考えてみましょう。

 それでは、最終号をお楽しみに。11月27日、発行予定です。
 

 

まとめて読みたい方は、読みやすいPDF版
「ソウ完全解読」をこちらからダウンロードしてください。


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