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うつ病は、誰でもかかる可能性があります。
一方でうつ病は、必ず治る病気でもあります。
早く気づいて、早く治療を開始することが重要です。
そのためには、うつ病に対して、最低限の知識を知っておく必要があります。
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うつ病の入門書
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軽症うつ病―「ゆううつ」の精神病理
笠原 嘉(著)
一般の人向けに書かれた、とても分りやすい本です。
うつ病についての基本知識を学ぶことができます。
「軽症うつ病」を対象としており、誰でもなるかもしれないという点で、
とても身近な話です。あくまでも入門編なので、うつ病について詳しい知識を
知りたい人には、やや物足りないかもしれません。
■価格:756円
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うつ病になんか、なりたくないという人は
自分のうつ病を治したいという人は
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いやな気分よ、さようなら 自分で学ぶ「抑うつ」克服法
ビッド・D.バーンズ (著)
うつ病で精神科に通っているが、なかなか治らないという人も多いはずです。
薬だけ飲むのではなく、根本的に直したいと思っている人もいるでしょう。
そうした方には、うつ病の認知療法をお薦めします。
この本は、自分で行なううつ病の認知療法について、系統立ててしっかりと
書かれています。専門的な知識も理解したうえで、認知療法に取り組みたいと
いう論理派の人にお薦めです。
ただ、3864円と少し高いのと、翻訳なので読みずらい感じはします。
もう少し簡単に、気軽に認知療法を学びたい方は、以下の大野先生の本が良
いと思います。
■価格:3864円
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「うつ」を生かす うつ病の認知療法
大野 裕 (著)
この本は、私が精神科医になったばかりの頃に、うつ病の認知療法について
勉強しようと思って買った思い出があります。患者さん向けに書かれた本なので、とても分かりやすく、それでいて認知療法について網羅的に書かれているため、医者や看護師などのコメディカルが読んでも、十分勉強になります。
うつ病の認知療法の入門書として、お薦めです。
■価格:2447円
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こころが晴れるノート うつと不安の認知療法自習帳
大野 裕 (著)
この本は、うつ病の患者さんのために書かれた本で、専門用語も全くあり
ません。ノート形式になっていて、質問項目に答えていくだけで、認知療法
が実践できるようになっています。専門知識や、認知療法の理論はいらないか
ら、気軽に認知療法を始めたいという人にお薦めです。
■価格:1260円
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うつ病の家族を持つ人は
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うつ病の人の気持ちがわかる本
保崎 秀夫 (著)
うつ病の患者さんの家族の方。一体どうやって接していいかわからない。
家族の対応次第では、悪くなる可能性もありますから、家族がどう接するの
かは、とても大切な問題です。
この本を読めば、うつ病の人とどう接するべきか。どう接すれば病状をよく
できるのかがわかります。
■価格:1575円
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